環境事業

高輝度蓄光製品の紹介

蓄光とは？

蓄光とは文字通り、物質が光を蓄えて発光する性状のことです。蓄光性を持つ物質が暗所で発光する際の光を「燐光」と言います。従来は、夜に光ることから「夜行塗料」とも言われていました。

当社の高輝度蓄光製品は、太陽光や蛍光灯の光など、ある一定以上の光を蓄えた後、暗室にて16時間以上視認可能な明るさで光り続けます。
※視認可能数値3mcd/㎡（ミリカンデラ）までの到達時間（当社測定値）
※光はだんだん暗くなり最後は見えなくなりますが、光を当てるとまた光りだします。

商品の特徴

エポキン樹脂	高輝度。耐熱、耐水、耐薬品、耐候性に優れています。
アクリル板	耐候性、耐衝撃性に優れています。
蓄光シート（アクリルウレタン樹脂）	必要な個所に好きな形に切り取って使用できます。
シリコンゴム	耐水性に優れ、柔軟に形を変えるので曲面部に使用できます。

商品の性質
（太陽光下で10分間照射後の残光輝度）

スクロールしてご確認いただけます。

※法制化について、高輝度蓄光式誘導標識は、JIS Z8716の常用光源ランプD65により照度200lxの外光を20分経過した後における表示面が100mcd/㎡以上の平均輝度を有する誘導標識のことをいいます。

商品の使用例
（エポキン樹脂・アクリル板）

蓄光利用分野

交通関連	道路標識、路面案内、自転車用ステッカー、自動二輪用ステッカー
自動車関連	ステッカー、（反射＋蓄光の併用）
住宅関連	階段、手すり、スイッチ、家具
衣服関連	作業服、ベスト、ヘルメット、傘
建築関連	表札、外壁、階段、非常用誘導標識、梯子
福祉関連	つえ、手すり、通路
レジャー・スポーツ	釣り具、キャンプ用品、登山用品、ヘルメット、運動靴
家電関連	電灯の傘、ラジオ、懐中電灯、時計、リモコン
文具・小物	下敷き、グッズ

– 大規模な建物や高層ビル、地下街や地下駅などの施設で高輝度蓄光誘導標識が使用可能になります。

避難に長時間かかることが予想される施設では、新たに電気式誘導灯が60分間有効に作動できる容量の非常電源の確保が義務付けられましたが、高輝度蓄光式誘導標識や蓄光テープを設置すれば従来の誘導灯のままで大丈夫です。

– コンビニエンスストアなどで、電気式誘導灯から高輝度蓄光式誘導標識への切り替えが可能です。

※以下3つの条件を満たすことで、小規模店舗では電気式誘導灯を設置しなくても良くなりました。
1.高輝度蓄光式誘導標識が設置されている。
2.店舗の利用者が使用できる直接地上に通じる出入口がある。
3.避難口までの見通しが良く、歩行距離30メートル以下である。

– カラオケボックスや個室ビデオ店でも高輝度蓄光式誘導標識が使用可能です。

雑居ビルや商業ビル、カラオケボックスや個室ビデオ店では、新たに廊下や通路の床面に電気式通路誘導灯の設置が義務付けられましが、高輝度蓄光誘導標識や蓄光テープを設置することで、これに代替することができます。